安平町復興支援コンサート、無事終了しました🍀✨

「元気です!安平町」胆振東部地震復興支援コンサート 小野島佳伸&楠木由希子 ジョイントコンサートが11/21に無事に終了しました。

9月の震災直後に現地入りし、メチャメチャになった実家の片付けをしながら私はこの安平町のために、安平町の人々のために何ができるのだろうか…とずっと考え続けてきました。

限られた滞在期間でやっとの思いで実家を落ち着かせ東京に戻りましたが、そこからしばらく町のために何も出来なかった自分を悔やみ、人にも会うことができませんでした。

安平町のために何ができるのだろうか…ただその想いだけで、東京に戻って数日後、災害ボランティアセンターに電話をかけている自分がいました。

音楽を必要としている方に、そしてコンサートに足を運ぶことが難しい方々のために、どこでも出向いて演奏させて頂きたいとお伝えし、教育委員会が間に入って下さり、今回の会場となった富門華会 デイサービスサックルさんで施設利用されている高齢者対象のクローズドのコンサートを行うことになりました。

コンサート当日を迎えるまで、サックルの施設長さんがポスターやプログラムを作って下さり、主任さんと心温まるメールのやり取りをさせて頂く中で、「愛」で関わられている素晴らしい施設だと感じておりました。

実際に会場入りし、職員の皆さまにお会いした際に、自らも被災して大変な思いをされたにも関わらず、とても元気で明るく、愛が溢れ出ているようなパワーを放たれてました。手作りのあったかい真心が伝わるおもてなしでテノールの小野島さんと私を歓迎して頂き、その温かさにじんわりと目頭が熱くなってしまいました。

コンサート当日は、安平町では初雪。深々と雪が積もる中、施設利用されている高齢者だけでなく、富門華会の関連施設である富門華寮の重度障がいのある方々もお越しになり、合わせて50名程の方が聴きに来て下さいました。

みなさま、どの曲もとても熱心に、とても静かに耳を傾けてお聴頂いていた様子から、それぞれの想いを巡らしてお聴き頂いた様に感じました。終演後はみなさん笑顔で直接喜びの声や嬉しいご感想、曲のリクエストも頂きました。

何よりも嬉しかったのは、施設長さん曰く、重度の障がいをお持ちの方々がこんなに静かに聴くことは大変珍しい。嫌なものは嫌!と感情がストレートなため、途中で騒いだり中には会場を出て行ってしまう人もいる。みんなとても静かに聴き入っていたので、みなさんにちゃんと音楽が届いたのだと思います、と言って頂きました。

お届けした音楽がみなさまに喜んで頂けて、私自身もじわじわと自分を取り戻していけるような気持ちになりました。

災害ボランティアセンターの三浦さん、教育委員会の瀧井さん、富門華会の理事長の多田さん、施設長の清水さん、主任の曽我さん、職員のみなさま、そして、今回の安平町での演奏を快く引き受けてくれた小野島さん、本当にありがとうございました。

安平町は、復興までまだまだ時間がかかります。家屋の倒壊は9割、この厳しい冬のなか止むを得ず仮設住宅で住まなければならない人々もいます。中学生はまだ校舎が使えず、町民センターで授業を受けてます。仮設の中学校の校舎は現在建設中でそこに移れるのはまだ先の来年3月になってしまうそうです。

安平町仮設住宅。

来年3月完成予定の中学校の仮設校舎。校舎は壊れ、現在、町民センターで授業を受けています。一日も早く教育環境が整いますように…。

町の商店街は家屋倒壊で営業できなくなってしまったお店も沢山あります。震災直後にニュースで流れた倒壊した家屋は既に片付けられて、更地になり跡形もなくなってしまいました。

そんな中、教育委員会や、はやきた子ども園で地元で立派に活躍している小中学校の同級生達と再会しました。10〜20年振り再会で昔話に花咲きながら私の故郷への想いを伝えると、この人に会っておいたほうがいいとすぐにお引き合わせ頂き良いご縁を頂くことができました。

復興に向けて強く逞しく頑張ってる同級生達の優しくてあったかい気持ちに触れ、私も復興に向けて共に力を合わせて頑張っていきたい、今まで以上に魅力的な安平町にしていきたい、と強く思いました。

今日、東京行の飛行機に乗る前に、震災直後の滞在中に行けなかった震源地の厚真町に足を伸ばしました。震災のあまりにも痛々しい爪痕が、まだ残っています。

まだまだどこも復興には時間がかかります。

故郷のために何ができるのだろうか。

常に問い続けながら、これから長期的視野で復興のために関わっていきたいと思ます。

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