2021年ピアノの発表会が無事に終わりました💕✨

楠木由希子ピアノ教室 Summer concert 2021、無事終了しました💕✨

前回の発表会は第一回緊急事態宣言で中止となり、生徒達には完了の演奏の機会を作ることができたものの、生徒達の顔を見るたびになんとも切なく悲しい思いで一杯でした。

感染が拡大し、何が正解かは分からない今日この頃ですが、2回連続中止はあまりにも生徒達が可哀想すぎる。クラシックのコンサートは客席中でシャウトすることはないし、クラスターが起こったことは聞いたことがない。

このようなご時世だからこそ、音楽で最高に楽しい夏の思い出を作ってあげたいと、感染対策に全神経を使いながら、ホールの規定に従って、最大限の注意を払いながら開催することに決めました。

当日は、欠席者や体調不良者は誰一人出ず、小さな子どもから大人の生徒まで様々な個性を発揮しながら、精一杯演奏をし、出演者同士、お互いに大きな拍手を送り合いながら応援し合いました。

私は、例え小さな子どもでも、自分の演奏だけではなくお友達の演奏に関心を持ってしっかり聴き、応援し合う教室の文化を大切にしています。

どんなに小さな出演者も、長丁場のプログラムであっても頑張って客席で最後まで聴くことができました。

生徒達も、実際に生の演奏を観たり聴いたりする中で、様々な出演者のエネルギーに触れることによって、自分だけの演奏の枠から世界が広がり、それぞれ感じることが多かったのではないでしょうか。

私が3歳の頃、祖父のお家に遊びに行った時、父の従兄弟にあたる伯母が何気なく弾いていたショパンの幻想即興曲に、生まれて初めて音楽で驚きと衝撃、そして感動を覚えたものでした。

母は、私が子どもの頃から自然やアートの本物に触れることをとても大切にしていて、北海道の小さな町に住んでいながらも、有名なピアニストやオーケストラの公演を、よく遠くまで聴きに連れていってくれました。

私がかつて子どもの頃に感じた感動と衝撃は、本当に何気ないごくごく身近なところから始まり、そこからどんどん興味が広がっていきました。

生徒達には、身近なところから本物の生の音楽に沢山触れて頂き、豊かな感性と想像力、そして沢山の表現する引き出しを創っていってあげたいと思います。そしてゆくゆくは、音楽の本質(互いの違いを認め合い、活かし合い、尊重し、人と人とが繋がること)に気づき、より良い未来を創っていってほしいと考えております。

賛否両論あると思いますが、私はこのご時世だからこそ、どうしても可愛い生徒達の成長の機会は奪えないですし、豊かな音楽体験が必要であると考え、結果、開催して良かったと思います。

この日のために生徒の万全のコンディションを整え、ご理解と大きなご協力をして下さったご家族の皆様、お仕事の合間を縫って会の主旨に快くご協力して頂いた参加者のみなさま、全神経を使って感染対策と会場を走り回ってくれたスタッフに感謝申し上げます。

素敵なお花束も沢山ありがとうございました💐✨

楠木由希子ピアノ教室では、目黒区にある都立大学駅から徒歩6分のお教室です。対面レッスン以外にオンラインレッスンも受け付けております。詳細とお申込みは下記URLをご覧ください。

https://kusunoki-yukiko.com/online_lesson/

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

19 − three =

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL